さて、みなさん。
今回は、
本日行いました、
マンションの内覧会同行と、
水回りで注意すべき現象
についてお話します。
この仕事は、昨年本格的に始めました
【住宅調査事業(ホームインスペクション)】
の一環です。
新築マンションの内覧会同行
昨年調査でお世話になった方から、
とても丁寧に調査してもらったので。
とのご指名です。
お客様から実際に言われると
とても嬉しいです。
一生懸命やってきて
良かったと感じる瞬間です。
さて、
必要な道具を持ち込み、
調査開始です。
まずはレーザー水準器を使って
壁と床の傾きを見ていきます。
傾き度合いは
【1mの間で3㎜まで】
となっていますが、
こちらの物件は何の問題もなく進みます。
どこの調査でも、
同行されたお客様からは、
このレーザー水準器がとてもめずらしく、
そしてわかりやすいようです。
十字に映し出される赤色のレーザーを
まじまじと見られています。
そのあとも、
建具の取り付け具合、
サッシの傾き、
ドアノブのぐらつき
ベランダ手すりの取り付け
などなど・・・。
多数のチェック内容をくまなく確認していきます。
ウォーターハンマー現象
この中で、
特に気を付けているのが、
【ウォーターハンマー(水撃)】
という現象です。
これは、
水道を止めた時に壁の中で発生する
「ドン」「ガン」という音のことで、
水道の水・湯を急に止めて、
水道管の水流を急に締め切ったときに、
水の慣性で衝撃と高水圧が発生する現象です。
水圧調整が難しいマンションや、
住宅でも
全自動洗濯機や食器洗い機など
でも起きる現象です。
放っておくと、
衝撃で水道管に亀裂が入り漏水の恐れもあります。
ウォーターハンマー現象の防止対策
でも大丈夫です。
防止対策もあるのでご安心ください。
・蛇口を急に閉めずに心持ちゆっくり閉める。
・水圧を少し下げる
・「水撃防止器(ウォーターハンマー低減器)」を取り付ける
等が考えられます。
あまりにも気になるようでしたら、
専門業者に見てもらうことをオススメします。
今回のマンションでは、
水圧調整がきちんとされているようで、
問題ありませんでした。
良かったです。
依頼者の視点で調査する
いつも住宅調査では、
【 常に依頼者の視点で 】
を心掛けています。
皆さんの納得いく住宅選びを
サポートしていければうれしく思っています。
・新築や中古住宅の購入
・リノベ・リフォームの事前調査
・住宅売却前の調査
に、ぜひ当社の
住宅調査(ホームインスペクション)
をご活用ください。
丁寧な調査で
ご納得いく報告を
心掛けております。